オルタネーター をご存知でしょうか?
日本語で言うと、発電機のことです

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発電機ですので、エンジンが動力を得る為
燃焼の為の火花や、その他の電装品の作動に
無くてはならないパーツです。

「車の電装は、バッテリーで動いているのでは?」
と思われるかもしれません。
バッテリーは、エンジン始動時の電力を供給と、
各電装機器へのバックアップ電力の供給に使用され
エンジン始動中はオルタネーター(発電機)によって
電装の電力供給や、バッテリー充電が行われます

オルタネーター について

オルタネーター

車に詳しい方であれば、発電機のことを
「ダイナモ」と呼ばれているかもしれません。
「ダイナモ」は、発電機全般を指していますが、
今では、直流発電機を指すことが多いようです。
対して交流発電機は、オルタネーター
呼ばれています。

オルタネーターは、エンジンの動力をベルトで
伝達されることでモーターを回転させ発電します。
その為、エンジンが高回転になるほど、
発生する電圧も高くなるわけです。
もちろん、そのまま電力供給をすると
各電装に影響が出るため、オルタネーターには、
常に12-14V になる、調整装置が付いています。

ところで、私達が生活で利用する電化製品は
交流電源で動作しますが、自動車電装品は、
直流電源で動作することをご存知でしたか?

車の電装を支える発電機

オルタネーターは、交流発電なのに自動車の
電装品は、直流電源なのはなぜでしょうか?

大昔、自動車は直流発電つまりダイナモでした。
しかし、交流発電機の方が直流発電機よりも
発電効率が良く、簡単な構造であるため
耐久性にも優れていました。
また、安定した電力供給ができるため、
オルタネーターで交流発電した後に、
直流電源へと変換する方式が開発されました。

現代は、ほぼ全車オルタネーター搭載車です。

オルタネーターが故障するとどうなるの?

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オルタネーターの役割は、電装系への電力供給
と言ってしまえば簡単ですが、
非常に重要役割なのです。

なぜなら、オルタネーターが故障すると、
カーオーディオが聞けなくなるどころか、
最悪、走行中に車が停止する可能性があります。

では、オルタネーターが故障すると、具体的に
どのような症状が現れるのかご紹介しましょう。

警告灯や電気系統の不具合

オルタネーターが故障すると
正常な電力供給が出来なくなります。
当然、バッテリーは充電されなくないため、
車のメーターに警告灯が点灯します。

電力系の警告灯は、バッテリーマークです。
走行中バッテリーマークの警告灯が点灯したり
エンジン始動時に、警告灯が消灯しなければ
電力系統が正常でない証拠です。
バッテリーやオルタネーターのチェックを
おすすめいたします。

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更に走行中に、カーオーディオの電源が
突然切れたり、ヘッドランプが急に暗くなる等、
電力供給が正常に行われていない証拠ですので、
オルタネーターが故障している可能性があります。

このような症状は初期症状とも言えます。
決して自然に直ることはありませんので、
電力系統の故障がひどくなる前に、
直ぐに整備工場に持ち込むことをおススメします。

エンジンから異音

エンジンを始動すると「キュルキュル」音
「キーン」などの高音を聞いたことがありますか?

前述でも述べたように、オルタネーターは
エンジンの回転をベルトで伝達されています。
ベルトはゴムで出来ているため、経年劣化により
回転を伝達する部品との接触面が硬化し、
滑る事があります。
それが「キュルキュル」音を発生させるのです。

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また、高速のエンジン回転をロスなく伝える
ベアリングがオルタネーターに内蔵されています。
このベアリングが劣化すると、金属がこすれる音
「キーン」といった高音が聞こえるのです。

どちらの症状も、エンジン回転をロスしており
正常な発電が出来ていない可能性があります。

エンジンの始動不能

通常、オルタネーターは12-14Vの電圧を
常に発電し、バッテリーに充電しています。
バッテリーは、エンジン停止時で12.6V、
エンジン始動直後で14Vといわれています。
そして、始動に必要な電圧は、
電流も関係しますが、10.5Vとされています。

ひとつ前の故障原因などで、オルタネーターが、
正常発電できなくなると、充電でが出来ない為
徐々にバッテリーの電圧は低下していき、
最終的にバッテリーが上がり、
エンジンが動できなくなります。

走行中にエンジン停止

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さて、オルタネーターの故障で、一番怖いのが
走行中のエンジン停止です。

オルタネーターは、走行時の電力供給という
非常に重要な役割を果たしています。
なぜ「非常に重要」かと申し上げますと・・・
エンジンは、ガソリンンの供給から燃焼まで
全てオルタネーターに頼っているからです。

走行中にガソリン供給が止まり
エンジンは燃焼しなくなると・・・
強烈なエンジンブレーキが発生し
強い衝撃と共に停車します。

因みにエンジンが停止すると、ブレーキの
倍力装置も動かなくなるため、ブレーキを
踏むことも、ほぼ出来なくなります。

オルタネーター 故障原因

オルタネーターの故障原因は、何でしょうか?
回転し動力を生み出すわけですから、
やはり経年劣化が一番に考えられます。

他の要因としては、オルタネーターは発電機です。
当然、液体に弱い部品です。

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エンジンルームの洗浄で水をかけたり

冷却水を溢してしまうなどで、
故障する場合ももありますので注意してください。

オルタネーター の点検方法

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オルタネーターが、正常に作動しているかは、
「バッテリー&オルタネーターチェッカー」など
道具が必要になります。

また目視での点検であれば、
オルタネーターを作動させている、
ベルトにひびなどの劣化がないか確認できます。
また、指で押してみて「たわみ」がないか
確認しましょう。
ベルトの張りは、規定値がある為、
調整は整備工場ですることをおススメします。

オルタネータの修理と費用は?

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重要なパーツである、オルタネーター

不具合が確認されたのであれば、直ぐに修理を
おススメいたします。

エンジン内部の修理とは違い、
オルタネーターは、周辺パーツですので、
比較的短時間で脱着が出来ます。

そのため、脱着工賃は1万円ほどのようです。

では、オルタネーター事態の修理費用は
お幾ら位なのでしょうか?

新品オルタネーターに交換する

新品のオルタネーターに交換すると
本体価格が、5万円から10万円位になります。
また、オルタネーターを取り外すついでに
オルタネーターベルトも交換します。
ベルトは数千円ですが、先ほどの脱着工賃が
1万円ほどですので、新品に交換すると
7、8万円が相場というところでしょう。

高いですが、新品で保証もあるので安心です。

リビルト品オルタネーターに交換する

次にあげるのが、リビルト品への交換です。
リビルト品とは、消耗部品のみを交換した
中古オルタネーターのことです。

価格は、新品の半額以下で購入出来るため
3、4万円でオルタネーターを修理出来ます。

ただし、安い粗悪品が使用されていたり、
品質に不安がありますので、注意が必要です。

バッテリー上がりにご注意を!

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夏や冬の時期は、カーエアコンを利用するため
消費電力が上がります。
エンジンの始動が悪かったり、
急にヘッドライトが暗くなったりする
と、
バッテリー上がり疑いたくなりますが、
もしかすると、オルタネーター不具合
初期症状かもしれません。

バッテリー上がりと決めつけるのではなく
早めに整備工場で点検し、車の電力系統に
異常がないか確認しましょう。

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