佐賀県多久市にある「多久聖廟(たくせいびょう)」を訪れました。
駐車場から少し歩くと「史蹟多久聖廟」と刻まれた石碑がお出迎え!

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、短い石橋が架かっています。

多久聖廟とは

この地を治めていた多久茂文公が領民に「敬」を知ってもらいたいと建てられました。
廟の手前にある扁額には「高仰」と記されており、まさに「敬」の教えそのものです。
もともと教育熱心であった茂文公は、1699年に学問所、東玄庠舎(とうげんようしゃ)という学校を設立。
身分を問わずにやる気のある者が学べるようにとの思いが込められていました。

毎年2回開かれる「釈菜(せきさい)」とは

4月18日10月の第4日曜日に行われている、孔子に感謝の思いを示し、供物を捧げる儀式の1つです。
祭りを執り行う中心には、市長をはじめ市内の教育関係者のトップがズラリと顔を揃え、教育界のお祭りと言っても過言ではありません。
雅楽が演奏される厳かな雰囲気の中で、市内の中高生が「釈菜の舞」を披露したり、孔子の母国にちなみ獅子舞などが奉献されたりします。

異国情緒あふれる彫刻にある秘密が!


柱がいくつも建っていますが、一番手前の内側の左右の柱に注目してください。
その柱をたどって上の方を見ると、それぞれに龍の彫刻が施されていますね。
まさに中国といった雰囲気を醸し出しています。

ここからが秘密になりますよ!
向かって右側の龍の彫刻は口を開けており、左側は口を閉じています。
これは「始まり」と「終わり」を示していると考えられます。
決められた参拝方法はありませんので、ご自由にどうぞ。

多久聖廟へのアクセス

多久聖廟へのアクセス情報

椎原(しいばる)山の麓に建っており、自然環境豊かなところ。
公共の交通機関をご利用の場合は、JR九州・唐津線「多久駅」で下車し、タクシーやバスで10分。

住所 佐賀県多久市多久町1843‐3
電話 0952‐75‐5112