宮崎県・高千穂町の天岩戸神社近くに位置する「天安河原(あまのやすがわら)」。

日本神話に登場した「天岩戸伝説」の舞台だったのではないか、と言われている場所です。

洞窟の中におびただしい数の石が積み上げられており、神秘的な雰囲気が漂います。

天安河原にまつわる日本神話「天岩戸伝説」

古事記や日本書紀にも記述のある日本神話、「天岩戸伝説」。

太陽の神「アマテラスオオミカミ」は、弟「スサノオノミコト」の暴挙に耐えかねて岩屋の奥に隠れてしまいました。

世界が真っ暗になって困った八百万の神々は、河原に集まって相談しました。

そして、岩屋の前で宴会をすることにしたのです。

 

宴会が気になったアマテラスオオミカミが岩戸を少しだけ開いたところ、力持ちの神「タヂカラオノミコト」が岩を投げ飛ばしてしまいました。

これにより、世界に再び光が戻った、というものです。

 

この伝説の「岩屋」が「天岩戸神社」、「河原」が「天安河原」ではないか、と言われているのです。

無数の石が積み重ねられたパワースポット

天岩戸神社から天安河原に向けて、川沿いの道を10分ほど歩いていきます。

大雨で増水したときには通行止めになりますのでご注意ください。

また、坂道が多く、未舗装の部分もあるので、車いすの利用はできません

 

しばらく行くと、大きな洞窟が見えてきます。

「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」と言われています。

このあたりまで来ると、何となく空気が変わったような、重々しい雰囲気を感じます。

ここで、八百万の神々が相談したのでしょうか。

河原には無数の石が積まれています。

これがまた神秘的な雰囲気を醸し出しており、不気味ささえ感じます。

史跡の多い宮崎・高千穂の中でも、ここが一番のパワースポットという呼び声も高いです。

 

石を積み重ねる風習は、戦後から始まったようです。

積み重ねて祈願すると、願いが叶うといわれています。

こんなに高く積まれたものもありました!

 

私もやってみましたが、5個ほど積み重ねるのが精一杯でした。

ぜひ、みなさんも天安河原を訪れたら、トライしてみてくださいね。

天安河原へのアクセス

住所:〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸

アクセス:高千穂バスセンターから車で約15分

駐車場:天岩戸神社の西本宮・東本宮の駐車場を利用(無料)、天岩戸神社から徒歩約10分