旭川市は世界レベルの彫刻コレクションを多数所有しており「彫刻の街」とも呼ばれています。
今回はこの「お宝」の数々を展示している旭川市彫刻美術館をご紹介します。

美術館は旧陸軍の社交場でした

正式名称は中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館。
1994年
この美術館は旭川ゆかりの彫刻家「中原悌二郎」(明治21年~大正10年)を記念した
彫刻専門の美術館として開設されました。

建物は戦前陸軍の社交の場であった「旭川偕行社」が使われています。
白亜の瀟洒な木造2階建ての外観は社交場としての華やかさを感じます。

でも美術館としては暖房設備など基本的な部分に問題があったので
大幅なリニューアルを施して数年ぶりに新装オープンしました。

ハイレベルなコレクション

展示されているコレクションの中心は旭川市が1970年(昭和45年)から始めた
「中原悌二郎賞」の受賞作品です。
この賞は
日本の彫刻界で最も評価の高いものであり受賞作品は旭川市が買い取っています。
そのため受賞作品の質の高さは折り紙付きで世界に誇れるものばかりです。

他に常設展示として中原悌二郎の作品を中心にロダン、佐藤忠良なども展示されており
新旧バラエティーに富んだ彫刻が見られるのもこの美術館の特徴だと思います。


静かな空間で感じるままに彫刻を眺めていると
いつしか彫刻ではなく自分を見つめていることに気づいたり
彫刻家の「鋭い感性」に刺激を受け「眼差しの優しさ」に慰められる
ここはそんな美術館なのです。

アクセス情報

  • 旭川電気軌道バス

  旭川駅前バスタッチ4番のりばから(所要時間25分)
  春光6の9行(22番・80番・522番)末広4の1行(5番)※いずれも「春光園前」下車

  • 自動車
    旭川駅前から約20分
    中央自動車道 ※旭川鷹栖IC下車(所要時間10分)