旭川市は世界レベルの彫刻コレクションを所有していて「彫刻の街」とも呼ばれています。
今回はこの「お宝」の数々を展示している旭川市彫刻美術館をご紹介します。


正式名称は中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館。
1994年、この美術館は旭川ゆかりの彫刻家「中原悌二郎」(明治21年~大正10年)を記念した彫刻専門の美術館として開設されました。
建物は戦前陸軍の社交の場であった「旭川偕行社」が使われています。
白亜の瀟洒な木造2階建ての外観は社交場としての華やかさを感じます。


しかし彫刻美術館としては暖房設備など基本的な部分に問題があり大幅な改装を施すためしばらくクローズしていましたが、つい先日新装オープンしました。


展示されているコレクションは中原悌二郎やロダンの作品を中心として旭川市が1970年(昭和45年)から日本の彫刻界の発展に貢献する目的で始めた「中原悌二郎賞」の受賞作品です。


どの作品も素晴らしく世界レベルのコレクションと評価されているのも頷けます。
これほどレベルの高い彫刻コレクションを一堂に鑑賞できる美術館はそうそうないのではないかと思います。


静かな空間で感じるままに彫刻を眺めているといつしか彫刻ではなく自分を見つめていることに気づいたり、彫刻家の「鋭い感性」に刺激を受け「眼差しの優しさ」に慰められる、ここはそんな美術館なのです。