生活保護を受けている状態で、クレジットカードは基本的には持てないわけではありません。ただし、カード会社の審査に通るかどうかは別の問題と解釈しましょう。

そもそも生活保護の受給条件や、生活保護の原則でいうと、経済的に困窮する人に対して国や地方自治体が生活を保障する公的制度になり、憲法で保障されている

健康で文化的な最低限度の生活

を営むために施行されている制度です。

近年、生活必需品や食料品などの買い物時に、クレジットカード払いを用いる店舗やユーザーはかなり増え、現金の持ち合わせのないときや、キャッシュレスの時代が到来することを考えると、どうしても持っておきたいアイテムの1つと言えます。

しかし、クレジットカードは安定した収入を得ている人が持つものであり、カード会社に申し込みをするものの、審査の段階で落とされてしまうことが多いのが現状です。

生活保護を受ける前に持っている場合は?

生活保護をこれから受けようとされている場合は、カードを持っていることが判明すれば、原則として受給はできなくなります。

生活保護は最低限の生活費であって、生活するために必要な給付金なので、月々の給付金の範囲内での購入をして、月賦や分割することは法の趣旨を逸脱してしまっていることから、原則として認められないことが多いのです。

さらに、クレジットカードを持ったまま、というよりも生活保護を給付したまま借金を背負わせてしまうと、国が借金の利息までを負担し、税金によって受給者に利益、すなわち財産を与えてしまうと解釈されるため、受給申請時に弾かれてしまうというのが現状です。

生活保護を受ける時に不正受給と言われないように、きちんと公正に生活保護の申請は行うようにしましょう。