生活保護における「最低生活費」は、

国が決めた生活費の基準による最低額のこと

を指します。

世帯数や住んでいる地域によってその金額は異なりますが、憲法で保障されている「最低限度の生活」を営むために必要な金額と言い換える事ができ、生活保護の支給額はこれに基づいて算出されています。

最低生活費の計算方法は?

市区町村によって異なります。

最低生活費の計算方法は、毎月支給されている生活扶助、状況により支給される住宅扶助や教育扶助、生業扶助などの合計金額で決まっています。

→8種類の生活保護の扶助について

最低生活費は、お住まいの地域によって変わります。

なぜなら、例えば首都圏であれば地価や物価が高く、10万円でもワンルームにしか住めないケースもありますが、地方に行きますと、同じ10万円で住むところといえば、4LDK以上の大きなマンションに住むことができたりと、地域によってかなりの違いが出るのです。

こうしたこともあって、その地域に合わせた生活状況が異なるので、自治体によって金額が変わると理解しておきましょう。ここに上記で説明した生活保護の扶助も加わり、

・住んでいる地域
・家族構成
・家族それぞれの状況(就学状況など)
・受給者が健全に働けるのかどうか

など、たくさんの要素が重なるために、最低生活費は一般的には一定金額とならないため、公開されていないのです。

なお、この時世帯の支出額や借金の有無などは関係ありません。最低生活費は1年に1度の改定があり、その時々に応じた生活を営むことが出来るように決められています。

生活保護を受けている世帯の消費実態を調査した上で、必要であると判断した場合には金額が改定されていますので、自治体に確認と同時に、生活保護を受けるための条件についても確認してみるようにして下さい。