生活保護について調べていると、ケースワーカーという言葉が頻繁に出てきます。よく似た言葉に「ソーシャルワーカー」がありますが、どちらも福祉の現場に勤務している人のことを指しています。ソーシャルワーカーのほうが意味が広く、ケースワーカーはソーシャルワーカーに含まれると考えておいてよいでしょう。ケースワーカーは一般的には福祉事務所で相談援助の仕事をしている人のことをいいます。つまりは生活保護に限らず、生活に困難を抱える人の相談援助の仕事をしています。

ケースワーカーには「面接員」と「地区担当員」の二種類がいます。生活保護を受けたいと思ってもだれでも申請できるわけではありません。まずは面接員に相談をすることから始めなければなりません。そして、面接員が「この人は生活保護を受ける資格がある」と判断したら手続きに進みます。つまり、面接員は最初の手続きのときにだけお世話になる人ということです。手続き後は地区担当員が引き継ぎ、家庭訪問や調査を行います。その後も定期的に地区担当員が家庭訪問にやってきます。地区担当員は生活保護受給者の状況を見て働けるようなら働くように指導し、病気などの事情で働けないようなら「病院へ行くように」などと指導をするでしょう。