車があれば生活保護は受けられない?

生活保護を受けるには、車やバイクがあるなら売却もしくは処分しないと受けられません。

1.車は資産である
2.資産はお金に変えて活用すべし
3.維持費の支払いが困難である
4.万一の事故時の賠償能力が無い
5.運転も禁止されている

これは、自動車が単に資産であるとみなされるからだけではなく、自動車にかかる税金やガソリン代などの維持費が生活費を圧迫する恐れがあるとされているからです。

さらに、もしも事故を起こした場合などに、賠償する能力が不足していることもあって、車やバイクを借りて運転することまで原則禁止とされています。

車を持っていて良い場合とは?

車の所有はあくまで「原則として」禁止です。

実に例外もありますので、どんな状況なら所有が認められるのかをまとめてみました。

車やバイクの価値が無い場合

車やバイクの価値が無いことは大前提

と断言できます。なぜなら売ればお金になるわけですから、それを売って生活費に回せと言われるのが当たり前の話でしょう。

そして、車の価値が無いからという理由だけでは給付は難しいですが、まずは車の価値が低い状態でないと、

役所で話を聞いてもらう前に却下

されてしまいます。

つまり、車の価値は無い状態というのが大前提となり、さらにその上でその他様々な要素が合致して初めて、所有が認められるということになるのです。

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バイクはこちらから

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これらのサイトは

  1. 年式や走行距離を入力する
  2. すぐに概算価格が表示される

という便利なサイト。しかも夜中でも早朝でもPCやスマホの画面上に

”あなたの車の概算価格は
750,000円~850,000円です

と、表示してくれます。

ここで概算の価格が表示されれば売却となる可能性はありますが、もし何も表示されなかったら、以下の理由などと合わせることで所有が認められるケースもあります。

できるだけ所持したまま受給したい

と思うのはなおのこと。だからこそ事前に価値を調べておくことが大切なのです。

もちろん最後は役所の判断となりますが、売る・売らないは別として、事前に価値を調べておいて、資産価値は無いと判断されていたとすると、窓口でも対応がスムーズに進むようですので、先に価値は調べておくに越したことはないでしょう。

もちろん無料で使えますし、売らないという選択も可能な便利なサービスです。

→車の所有が認められた29才シンママのお話

自動車保険に注意

自動車の所有が認められたとしても、車代はもちろん、自動車保険代は別途受給されるわけではありません。支給された生活保護費の中から支払う必要がありますので、少しでも負担の少ないところに加入するようにして節約するようにしましょう。

こちらでは更新3ヶ月前から多くの自動車保険会社の見積もりを一斉に比較できます。入力はすぐに終わりますので、今の保険会社がどれくらい安いのか、一度見てみてはいかがでしょうか。

→自動車保険を節約するなら

交通の便が悪い場合

田舎の方の辺境地に住んでいて、電車どころかバスも無く、

移動がかなり困難を極める場合

や、仕事でどうしても車が必要であったりする場合は、自動車の所有が認められたりしています。

仕事で車を使う場合

自営業を営んでいたりして、配達にどうしても車が必要である、また営業先がとても交通の便が悪いところで、どうしても営業に行くのに必要な場合などは所有が認められるケースもあります。

ですが仕事以外での自動車の利用は禁止されていますので、買い物やお迎えなどのちょっとした移動でも禁止であると覚えておきましょう。

介護や通院で必要な場合

家族に介護を必要としている者がおり、また通院を必要としている者がいたりする場合は、認められる場合があります。

ですがこちらも仕事の時と同様、

介護や通院でのみの利用が許可

され、それ以外の個人使用は許可されないこととなっています。

→車の所有が認められた29才シンママのお話

生活保護をもらうと運転はダメ?

運転も原則してはいけません…

前述の交通の便の問題や、お仕事で使うなど必要線があって、生活保護を受けるにあたり車を所持していいという条件がつかない限りは、いくら運転免許を持っていても、給付中は車の運転はしてはいけません。

それは冒頭でも記したとおり、生活保護の給付中は最低限度の生活は保証されますが、万一の事故の際、相手や相手車両への補償などにおいて、賠償能力が低いとされているからです。

車を借りるのもダメなの?

母子家庭や、お家に面倒を見ないといけないご老人などがおられる家庭からすれば、自動車はどうしても必要にはなってきますが、事故を起こしたときなどの万一の観点から、自動車は残念ながら持てない、運転できないことになっています。

いくら借りたと言っても運転そのものがダメなわけですから、もし内緒で所持したり、借りたりして運転して事故を起こしてしまった場合には、受給条件に違背したとみなされて、不正受給の扱いになりますので注意しましょう。

車を内緒で購入してバレたら?

では内緒で購入すればどうなるのでしょうか?

不正受給になる場合もあります

稀に役所へ匿名電話があるそうです。

あの人、子供の送り迎えで車使ってる!

と、受給者のご近所の方から抗議の電話がかかってくるようです。だからこそ、一旦受給がスタートすると、車を無断で購入してしまうこともできなくなります。どうしても車が必要になって購入をするのであれば、必ずケースワーカーの方に相談するようにしましょう。

○ 不正受給の罰則について「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金」から「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に引上げ
○ 不正受給に係る徴収金について100分の40を乗じた金額を上乗せすることを可能とする

引用元:厚生労働省HP

このように生活保護においては、きちんと健全に申告することが大切。申告しないとせっかく通った生活保護が、打ち切られてしまうこともあるので気をつけましょう。

車の価値は自分で判断できない

「絶対この車は価値なんてないだろ!」

と思っていた古い車が、実は貿易で輸出される車両でとても高い価値があった

という話はご存知ですか?

また逆に、

「この車は新しいから売らないといけないのか…」

と思っていたら、実はどっこい不人気車で、まるで価値が無かったという事例も多く存在するのです。この場合では結果的に所持できるかも知れないので、残念ではなかったのかも知れませんが。1つずつクリアして正しく受給しましょう。

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