借金があったら生活保護はもらえない?

結論からお伝えします。

借金があれば生活保護は受けられません。

生活保護の「申請」をすることは可能ですが、あくまで「申請だけ」で

受理されることはほとんどない

と覚えておきましょう。中には相談に行っても、申請書すら手渡してくれない自治体もあります(俗に言う水際作戦といいます)。

なぜ生活保護を受けるのに借金があると受けられないのか。順番にご覧下さい。

生活保護で借金を返したいのですが?

生活保護費を返済に充ててはいけない

生活保護の給付金を借金返済に充てることはできないとされています。

生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。

引用元:厚生労働省HP

あくまで生活保護費は「困窮している国民を助ける為のもの」であり、使い過ぎた分…つまり、

借金を支払ってあげるものではない

という解釈です。発覚すれば不正受給となりますので覚えておきましょう。

なぜ生活保護費で借金返済できないの?

国が個人の利益を増やす行為になる

借金とは、財産を形成するための1つの手段と考えられます。

例えば自動車購入や自宅の購入。「お金はきちんと支払います」という約束をして借金をすることで、自動車や家、マンションという品物を先に手に入れることができます。

ですがその借金を、国が生活保護として補填してしまうとどうでしょう? 直接的ではなくても、結果としてみれば

国が個人に物品を購入してあげた

ということになってしまいますね。

また別のケースで、「生活費が足りないから」という理由で借金したものであっても、お金を借りた時点での「利益はすでに供与されている」わけです。後々受給した生活保護費からその借金を返済していくということになると、どうしても「国が個人の利益を増やした」と解釈できてしまうため、

申請はできるけど審査が通らない

という結果になってしまうのは、ある意味当然といえば当然のことなのです。

借金がある人はどうすれば…?

借金があっても方法はあります

結局、借金があったら生活保護は受けられないのか… と思われたかも知れません。ですが落胆する必要はありません。借金があっても審査を通す方法をまとめましたのでご覧下さい。

※最終は自治体の判断です

借金を放置しておくとどうなるの?

1.役所や自治体に対しての借金の放置
2.借金をしている金融機関への放置

の2つについて、お話しておきます。

役所や自治体への申告の放置は?

不正受給扱いとなります。

借金していることを自治体に告げずに生活保護を申請し、うまく通帳も隠せて審査をパスしたとしましょう。ですが

生活保護の不正受給についての罰則

があるのはご存知でしょうか?

○ 不正受給の罰則について「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金」から「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に引上げ
○ 不正受給に係る徴収金について100分の40を乗じた金額を上乗せすることを可能とする

引用元:厚生労働省HP

つまり、一旦は騙せてなんとか審査を通過したとしても、不正受給が発覚すれば

1.3年以下の懲役か100万円以下の罰金
2.不正受給された分の140%を返還

とされています。不正受給すると、毎月の生活保護費をさらに減らされて返済に回されてしまいます。もしくは

悪質な場合には逮捕・起訴

されることもありますので、本当に人生詰んだ状況になってしまうことにもなりかねません。

そして近年では、生活保護の不正受給についてマスコミやSNSでも大きく取り上げていることから、こんなことで有名になるよりはきちんと申告して正しく受給するよう務めるべきですね。

借金返済の放置はどうなるの?

生活保護から抜けた後から再び返済義務が

生活保護受給者は、生活保護費から借金の返済はできないとされています。しっかり役所や自治体に借金のことを話し、万一審査で通ったとしましょう。

ですが生活保護の受給が開始されたとしても、債権者が取り立てしてはいけない規則があるわけではありません。基本的に取り立てはずっと続くのです。

「生活保護を受けていて、そのお金では返済はできないと決められています。」

といえば、生活保護費そのものを取り立てるわけにはいきませんから、債権者は一旦は引き下がると思います。しかし、

支払い義務が法的になくなるわけではない

ので、債務者が生活保護から抜けて、再び取り立てができるようになることを、じっと待っているのです。

そしてあとはお察しの通り、生活保護から晴れて脱却した瞬間に取り立てが再開しますから、借金の取り立ては一時的にはしのげても、

根本的に何の解決にもならない

ということがわかると思います。

申請前に専門家に相談をしよう

確実に生活保護を受給したいのであれば、生活保護申請の前に専門家に借金の相談をしてみることです。

今の悩みが何かのキッカケで一気に解決

につながるかも知れません。

債務を放置したままでは、役所に対しても債権者に対しても何ら解決にはならないことが理解できたことと思います。借金問題を放置したままにして不正受給が発覚するか、後々取り立てが再開するかとヒヤヒヤするよりも、まずは専門家に相談してみると良いのではないでしょうか。

人それぞれに状況は異なりますから、債権者と話し合うことで分割金額を下げてもらうことができたり、物品を返還することで債務の義務がなくなる人もいます。中には利息が高いところから借金したことで、逆に債務者からお金が返ってくる人もいるくらいです。

個人で悩んでいても、その状況に合った正しい判断はできませんから、まずは気軽に相談することから始めてみましょう。

»借金問題について相談してみる«

相談は無料です。まずは質問に答えてみて、現状どんな方法が一番良いのかを確認してみませんか?

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